胆のう炎で緊急入院して腹腔鏡手術を受けた体験談~その1「突然の激痛編」



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だいぶ前の話になりますが、自分は急性胆嚢炎を発症して約一ヶ月の間もだえ苦しんだ経験があります。

これから手術を受ける方、今まさに激痛でもだえ苦しんでいる方、おみくじで凶を引いた人なんかに向けて体験談を書き残します。

※本文中の黒太字の箇所は、胆嚢炎の症状と関係する部分です。当てはまる方、要注意!

 

胃の辺りの痛みが半年ほど頻発する

あなたは胃を痛めた経験ってありますか?自分は何度もあります。

あのどうにもできない痛み、嫌ですよね。

寝転がって体勢を変えてみたり、市販の薬を飲んでみたり、どうにかして痛みを取りたいけどどうにもならないあの症状ですよ。

 

さて、自分はある時期、半年ほど胃の辺りにそんな痛みが続いたことがあります。

毎日というわけではなく、忘れたころに激痛が来て「またか...」ともだえ苦しむ感じです。

食べ過ぎた日やストレスのかかる日に痛むことが多かったので、自分も医者も胃炎だと思って薬(処方されたタケキャブ等)を飲んだりして過ごしていました。

ずいぶんと胃炎が続くなぁ。仕事アホみたいに忙しいし、俺って追い込まれてるんだなぁ、なんてことを考えながら。

 

ある日耐えられない激痛が

休日でした。

前日の夜に胃の辺りの痛みで数時間苦しんだ後だったので、この日の朝食はプリンとバナナでした。

それらを食べて、布団で横になったのですが、数分後、体勢を仰向けから右向きに変えたときにそれは起こりました。

これまでの人生で経験したこともない激痛が胃の右側あたりから発生したんです。

絶叫しながら部屋中を歩き回りました。動いていないと痛みでおかしくなってしまいそうだったからです。

嫁が救急車を呼ぶかどうか聞いてきたので、二つ返事で「お願い」と答えました。

救急車って「この程度で呼んでいいのかな?」と悩むのが常だと思うのですが、この時はそんなことを考えることすらしませんでした。

それほどの激痛だったんです。

 

嫁が電話している間も激痛は続き、自分は絶叫しながらウロウロしては、家具にもたれかかったり椅子に座ってみたりと動き回ります。

どうにか楽な姿勢を見つけようとしながら。

やがて外から救急車のサイレンが聞こえてきました。

 

急性胆嚢炎と診断される

運び込まれた先は、これまでも通っていた田舎の総合病院。

痛みの続く中、自分は必死に「何度かこの病院の消化器科にかかっていること」を当直の先生に伝えました。処方されている薬なども伝えました。

自分の尋常じゃない痛がり方を見たその先生は、「これはひょっとしたら胃じゃないかもしれませんよ」と疑い始めました。

普段世話になっていた消化器の先生とは別のこの先生の直感から、ようやく半年続いたこの妙な痛みの原因が判明することになります。

 

レントゲンとCTを受けた結果、胆嚢が大きく腫れていることがわかりました。

当直の先生はすぐに近くに住んでいる消化器専門医に電話をして、やがてその先生が病院に駆けつけてきました。

二人の先生が相談した結果、自分が告げられた病名は

 

急性胆嚢炎

 

名前だけ聞くと「なーんだ。胃潰瘍とかガンとかじゃなくてよかった」と、風邪の延長みたいな感想を持った世間知らずの自分ですが、その後の説明を聞いてすぐに前言撤回しました。

 

医師「すぐに入院が必要です。おそらく手術することになるでしょう。この病院では内科的治療まではできますが、その後の手術をする設備がありません。隣町の総合病院へ搬送します。」

 

どうやら急性胆嚢炎とはかなりやっかいな病気だったようです。

点滴を受けて少しずつ痛みが和らいできていた自分は、看護師のおばちゃんとしょうもない話をしながら救急車で大病院へと運ばれていきました。

 

 つづく

 

急性胆嚢炎体験記シリーズ