Mr.JOURNEY

旅人的キャリアを突き進む小学校教員の雑記ブログ。

小学校教員の臨時採用は1つの生き方として面白い



小学校教員は良いですよ。

辞めようと思っている俺が言うのも変な話ですが。人によってはこれほど良い職業はなかなか無いと思います。

今回のテーマは臨時採用。公立学校教員における臨時採用の魅力を広めます。

 

 

先生としての働き方は「正規採用」「常勤講師」「非常勤講師」の3つ 

   公立学校の教員になろうとする場合、雇用形態は大きく「正規採用」「常勤講師」「非常勤講師」の3つに分けることができます。この中で真っ先に目に入るのは恐らく正規採用だと思います。60歳までの経済的安定が約束され、絶大な社会的信用も得ることができます。

 

  さて、この記事でそんな正規採用を語るつもりは毛頭ありません。今日のテーマは臨時採用の魅力です。

  臨時採用とは正規採用以外の雇用形態、常勤講師非常勤講師を表しています。

  「非正規雇用じゃん…」

  「フリーターじゃいつまでも食べていけないじゃないの?」

  なんてイメージがあるかもしれないこの臨時採用、実は考え方によっては最強の働き方とも言えます。

  今日と明日の二回に分けて、この2つの臨時採用について説明しますね。

 

常勤講師とは

   今日紹介するのは常勤講師。

   常勤講師には大きく分けて期限付採用と産休育休病休等の代替があります。

 

期限付採用の常勤講師

   期限付は原則1年間の採用です。多くは4月1日に採用され、正規教員と同等のフルタイムで働きます。

   非正規雇用であるものの学級担任をもつこともあり、正規教員に近い労働を求められます。

   フルタイムなので、当然給料は正規教員に準ずる額を得ることができ、ボーナスも支給されます

   後で紹介する代替に比べると、期限付の良いところは年度始めから働けることですね。学校という組織は4月にスタートを切ったらそこから 翌年3月までノンストップで走り抜けます。欠員補充なんかで年度途中に転がり込んでくると、学校に慣れるのがなかなかしんどいです。特に学級担任をもつ場合はそれなりに苦労します。子ども達にしてみればある日突然担任が変わるんですからね。そう考えると4月からスタートをきれるのはなんともやりやすいものです。

   1年間という決められた期間ですが、4月から働くことで学校の仕事の流れも体で覚えることができますし、学級担任を任されたとしたらその1年間の経験は一生自分を助けてくれる宝になります。

   

産休などの代替えによる常勤講師

   さて今出てきた欠員補充、これがもう1つの常勤講師、産休代替などの雇用形態です。デメリットは今説明した年度途中で学校に転がり込む難しさ。ですがこの産休代替にもメリットはしっかりとあるんです。

  まずは自分が貴重な存在として組織から大事に扱われるということ。産休代替というのは、正規教員が出産のために休職に入った時、その仕事を埋めるために採用される教員です。で、出産はほぼ年度途中、教育活動真っ只中で発生しますので、その日から働き始めることができる人間を至急探さなければなりません。Xデーまでに見つからなければ、その学級は担任不在なんて事態になっちゃいますからね。

  でもなかなかいないんですよ。年度途中から働けてしかも戦力になれる人間なんて。期限付教員のような4月採用ならゴロゴロいるんです。新生活の時期ですし大学の卒業生だってわんさかいますからね。でも普通に考えて7月とか11月とかから働ける人ってのはなかなか居ないもんです。だから産休代替で学校に赴任して人並に働くとすごく感謝されますよ。気を遣ってくれて困難な仕事があまり回ってこないのもメリット。

  もう1つ、同じ学校で長く勤務できる可能性が高いというメリットがあります。産休を取った正規教員はほぼ全員がその後育休に入ります。この育休は1年で終える人もいれば、3年取る人もいます。育休中に妊娠してそのまま第二子を…という人もそれなりにいます。この場合、1年ポッキリが多い期限付教員と違い、育休代替はヘマをしない限り同じ人間が継続して雇用されます。だってなかなか居ないんですもん、産休代替でまともに戦力になる人。戦力になる人は待遇だけじゃなく雇用期間も優遇されるんです

   あ、産休育休代替も基本的に常勤講師なので給料はもちろん正規採用に準ずる額をもらえますよ。ボーナスもね。

 

臨時採用の教員は不安定?

   不安定、確かにそうかもしれません。ですが、同じ学校に6年間縛られ、年々増えていくどうでもいい仕事に消耗させられる正規採用と比べると、この常勤講師という雇用形態はなかなか面白いものですよ。

   良い働きをしている講師には期限が近づいても管理職が次の働き口を探してくれます。どこの学校も戦力になる「臨時採用」が欲しいんです。自分の腕で信用を作り短期間で学校を渡り歩く、こんな生活いかかでしょうか。少し上の方でも一度言いましたが、若い時に一度教員としての働き方を覚えれば、そのスキルは一生自分を助けてくれるんです。お金に困った時は日本全国どこででも臨時的に働いて公務員級の賃金を得ることができるんです。

 

  期限付採用や産休代替をオススメしたいのは、経験を得たい若い先生や高い賃金が欲しい人ですね。

  臨時の求人は日本全国常にあるので、行きたい地域や学校を自分からチョイスすることができるというフットワークの軽さも魅力です。なので、色んな街で暮らしてみたい価値観の持ち主や、転勤族と結婚して引っ越しを繰り返す主婦や主夫の人達にとっても魅力的な働き方だと思いますよ。

 

  実際自分も臨時採用として働いていた時期が結構な期間ありますが、思えばその頃が一番楽しかった時期かもしれません。

 

明日はもう1つの臨時採用、「非常勤講師」について魅力を語ります。


※臨時採用の待遇は県によってある程度差があります。まぁブラックを感じたら職場変えればいいんですよ。

 

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