Mr.JOURNEY

旅人的キャリアを突き進む小学校教員の雑記ブログ。

小学校の非常勤講師という高時給アルバイト



   前回に引き続き小学校における臨時採用について紹介し、多様な働き方について考えようと思います。

 

  

  

非常勤講師とは 

   今回紹介するのは「非常勤講師」です。時間講師とも呼ばれています。

   非常勤講師はタイトルにもある通り、授業一回○○円で働く完全なアルバイトです。

   ボーナスが出ることはなく、ほとんどの場合において厚生年金保険に加入することもできません。

   また、学校が夏休みや冬休みの間は授業が無いので当然働くことができません。

 

   このように公務員特有の「安定」とは程遠い待遇である非常勤講師ですが、しっかりメリットはあります。

 

 

 非常勤講師のメリット

①時給が高い

   非常勤講師の報酬は授業一回につき2000円〜2500円程度が相場です。この数字、アルバイトの賃金としては破格の高収入ではないでしょうか。1日に4コマ5コマ入るような働き方もあってその場合月収が結構な額になります。

 

②プライベートの時間を重視できる

   確実に週40時間拘束される正規採用や常勤講師に対し、非常勤講師は任せられた授業さえやっていればその他の時間は自由です。例えば1時間目と3時間目に授業が入っている日であれば、2時間目の間に用を足すことができますし、3時間目の授業を終えた後は退勤することができます。

   午後に幼稚園の子ども達が帰宅してくるようなお母さん先生にとっては特にありがたい身分ではないでしょうか。

 

③校務分掌が無い

   これ、重要です。

   教員はほとんどの人達が自分の仕事を愛して没頭しています。基本的に楽しいんですよこの仕事。

   ただし、それは担任した子ども達と向き合う仕事をしている間の話。

   教員の仕事には授業や学級経営以外に「校務分掌」という雑務があり、これがものすごく面倒なんです。更にその業務内容にはかなりの割合で本当はやらなくてもいいような意味の無い仕事や旧態依然の非効率的な仕事が混ざっていて、そのことが教員から集中力と体力を奪いストレスを発生させています。

   本当はやらなくてもいいような仕事を惰性だったり管理職のこだわりだったりで嫌々やらされる、それによって本来時間をかけて没頭したい授業や学級経営が邪魔される、これほどうんざりすることはありません。

   しかし、非常勤講師にはこの校務分掌が割り当てられることがありません。あくまで授業だけの契約だからです。実際常勤講師から非常勤講師に立場を変えて働いてみると、そのストレスの無さにびっくりします。

 

④仕事の掛け持ちができる

   正規採用や常勤講師は仕事の掛け持ちができません。8時〜17時(学校、自治体によってこの数字は違います)の拘束時間は当然職務に専念しなければならず、その後の夜間も雇用契約&拘束時間が発生するような副業を行うことは禁止されています。

   その一方で非常勤講師はそういった縛りが全くありません。他業種のバイトを掛け持ちすることもできますし、なんなら2つの学校で非常勤講師を同時に受けることもできます。

 

 まとめ

   どうでしょうか。考えようによってはなかなか魅力的な働き方だと自分は思っています。正規採用や常勤講師のような福利厚生や収入や安定性といったものはありませんが、時間的にも精神的にも自由を維持しながら働くことができます。その自由を使って人生をどう生きるのか、その人の価値観次第では満足度の高い生活が送れます。

   残念ながら小学校は非常勤講師のポストが常勤講師ほど多くはありません。基本的に学級担任制ですからね。それでも学習支援や専科担当、午前勤務など色々な形で募集がかかっているので、低ストレスかつ短時間勤務で収入を得たい人は一考する価値はあると思います。

   ちなみにこの非常勤講師、教科担任制である中学校や高校ではかなり積極的に募集がかかっています。そちらの免許を持っていてスキルもある人は中学校や高校も良いと思いますよ。